お豆いらんかね
2020年4月19日
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休日に余裕があると、豆を煮ることがある。これは第二の故郷と言ってもいい北海道東川町のお父さんが作っているもので、「欲しい子はいるかい?」とホームステイをさせて頂いている数名のグループに声がかかり、「はーい!」と手を挙げると、ありがたく送られてくるものである。いつも大切に煮ては色んな料理に混ぜて食べている。

最初に塩茹でしたものを大事に食べる。豆の味だなと思い、いつも最初のピカピカした粒を惚れ惚れと眺めている。

今回は量を測らずに一気に煮込んでしまったこともあって、とんでもない豆量が冷蔵庫と冷凍庫に収まっている。ボールに豆を入れて水を張り、朝その膨らみ方を見た時からなんとなく予想はしていた。それでもこんなにたくさんだなんて。大鍋一杯に膨らんだ豆を見てさらに呆然としていた。

炒め物に入れたり、ちょっと潰して岩海苔と混ぜてみたり、今日はカレーに混ぜて食べた。

こんな時、お裾分けなんかをしたいと思うけれど、いまのような状況だと人に手渡すことも憚れる。早く気軽に豆をお裾分けできる世の中が帰ってきますように。