生活
便りと旅
2019年8月29日
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短文が当たり前の世の中だと思う。

世間的に中途半端な年齢に差し掛かる自分は、手紙や交換日記、家電話、チャット、Eメール、Skype、LINEなんかを使って、人と連絡を取ってきた。好みは手紙とEメールだ。

手紙は特別感があるし、物質としていいし、手で書くというあたたかみがある。Eメールは短くも長くもない程々がいい。

感情の有り無しも連絡の肝である。便利で手軽な連絡に頼ることはよした方がいい。人を頼ってしまうし、手軽さの積み重ねは膨大で、手軽さは瞬発で過ちも多くなる。

頼るならばしたためたもの。直接なもの。話してもいいし、過ごす時間でもいいし、食べるご飯でもいい。大切なことほど、余裕を持って、気を焦らせずに、共有することだ。

この頃は一人旅の日程を考えるのに頭が忙しい。知り合いのいない場所に行きたいし、知らない場所で意味もなく時間を過ごしたい。 誰かと旅をしたいという気持ちを大切にしたい。なにより、旅そのものを大切にする日々であればと思っている。