stayathome.photography Word.2
2020年5月15日
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stayathome.photography・Fabian hammerl – Shun Kataoka
赤/レイヤー/向こう側/こちら側/少しの開放感/揺れる/繊維/異国/閉じている
まず、鬱屈とした印象を受けました。ただ、自分の中で雪をガラスと見立てた、機微な部分を最も大きな部分と繋げてもらえたのかなと思っています。工事現場のバリケードのための繊維なのか、歩いていて見かけたとしても掠めて流れるような対象を、こうやって写真としてじっくり見ることは、純粋な写真の良さだなと思います。
2枚目の写真について。この時の月は車の中からでも明るさがスッと目に入ってきて、何度も写真を撮ったことを覚えています。フロントガラスは前回(雪)と同じくしてレイヤーになっています。言葉の機微を大切にしながら、新たに変化もしたいと思って、続く道も写したこの一枚を選びました。