木版画の話を少し
2019年3月3日
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ちょっとそれ、今やることですか?

そんなタイミングでここに文章を書いている。展示の準備をしないといけないと思いながら、重い腰であり、久しぶりにゆっくりと自室にいることが嬉しくて、文章をとここに書いている。なぜ久しぶりかと言えば、休みの日でも、知らない人たちが家にいたからだ。自宅が改装中である。だんだんと綺麗になっていく。ただ、いつでも誰かがいて、トントン、カンカン、と、音が鳴り、気配があった。自室を出れば、あ、どうも、と、言う。そんな休日だった。

それでもいい休日が続いている。出かける用があり、誰かに会う用があった。歩くことも多く、歩くのが楽しく、何かを見つければ写真を撮っていた。変わらない写真との関わり方があることがありがたいと思う。この5月から6月にかけて展示をする。それが終わればまた、続けて作品を作り続ける。そんな地続きな毎日だからこそ、次はどうするかを考える。作品を作ることは自然にするからこそ、じゃあその作品をどうするかの部分にこそ、考えを巡らせてゆきたいと思っている。

いつからか思うようになったこと。作ることはできる。じゃあどうするか。現実的な動きとしてできることを考える。そして、現実的に動くこと。そして、それには今ままで、そして今、そしてこれから、出会ってきた人たちが、とても大切でありがたいものであると思う。切り開くのは、現実的な自分から始まる。それだけは確か。実直な部分を確かなものとして、一つ一つが小さな歩幅であっても、無意味であったとことは一つもない。今までも、これからも。先は分からないものだとしても、今までのできごとが、そうであったから、これからもそうなのだろうと思っている。

3月に入った。確かめるような毎日。周りの人たちのおかげで、木版画に挑戦することもできた。手探りはつづく。ことあるごとに、よしと思う。