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わたしの作品、あなたの作品
2025年10月31日
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ここ数日続いているとある人との連絡がある。それはお互いの作品にとって非常に重要なもので、お互いの作品そのものや作家としてのあり方について話している。

私とその人はものすごく近い場所にいるわけではないけれど、どこかで作家としてのあり方に尊敬を(私は間違いなく)し合っているとこがある。そんなふうに思っている。

隣接した作品の制作行為。映し出す像について。誰かに何かを伝える時、私自身は改まる気持ちの上で熟考してから連絡している。返信にも時間が掛かる。

思いついたことをポッと伝える。それが容易な世の中で、まるでいつでも隣にいるようで、気づけばグループに入り、反応を待たれる。たまに反応ができないような人がいて、そんな人に安心するところがある。

曝け出すように話せる人の存在は尊い。いまではただ一人かもしれないし、過去層だった人の隣にはいつも人がいたりする。そんな時、改めて連絡をしたとすれば、ずっと時間がかかり、一夜、一ヶ月、二ヶ月と期間を空けて言葉が返ってくる。誰もが何かの最中にいて、手元にあるスマートフォンの連絡よりも手元があるその場に流れる時間や身と心が第一に世の中に触れている事実は間違いない。

いま行っている、一夜ごとの改まった連絡の往来の健全さにはお互いの時間を踏まえたものがある。これからに続くような話し。どれだけこちらが動揺したとしても、これからがあるように諭す人だ。