生きることはやっぱり大変で、少し油断をすると、自分が思っていた通りに進まないだろうかと、欲張っていることがある。そう言った時に、立ち止まったり、これから返ってくるいい方向を考える。それが、最近の考え方。

新しい生活が自分の近い人に始まる。それは、自分にとっても新しい生活の始まりなのかもしれないと思う。自分だけではない。変わることによってどうしようかと思う時、その人もそう思っている。そう思わないほど鈍感ではない。

今日は、久しぶりにとあるお店のご飯を食べた。それは素晴らしいもので、美味しく染み渡って、体に取り入れることがとても気持ちよく感じるような、特別な時間だった。何度かの笑顔を覚えている。

計画があまりできていなかったけれど、ご飯を食べて、いくつかの場所を回る。人がいいと思うものに出会うところに立ち会う。それはとても良いものだ。少し疲れた。都会に疲れたのかもしれない。この疲れも、その人にとっては数日のうちの1日。私にとっては1日のうちの1日。であるはずだけれど、数日のうちの1日くらいの気持ちで、まだ気持ちは休まらない。

新生活。毎日が変わる。これからどうなるかと思うけれど、この期間はここ数年よりも写真の時間が増える可能性がある。それは素直に認めて、進める分を進めたいと思う。今だ一つの作品も完成したと思ったことはない。まだそれらはこの世の中にある。それだけで終わらない理由になる。私一人で作っている訳ではない。私にとって写真は他社や自身以外のものとの関わりからできている。そこに生まれる疑問は尽きない。これはこうと思っても、さらなる疑問が生まれる。ずっと続く。ずっと続くものを行なっている。尽きない。これは尽きない。