生活
5月26日のメモ
2019年5月27日
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隣に座った男性の手が当たった。彼は眠っている。起きた。そして眠った。

電車での出来事である。

今は展示をしていて、不特定多数の人と話す期間である。それぞれの人の話し方があって面白いなと思う。よく会っていて、いつもの通りに話す人。久しぶりに会って、ぎこちなく話す人。初めて出会って、なんだか上から目線の人。初めて会ったのに、流暢で、暖かく、確かな説得力を持って話す人。確かな説得力とは、意思があり、筋があり、尊敬があり、時に厳しさもありながら、お互いに気遣いがあるということだ。その人は年の頃なら80代だったのではと思う。とても穏やかであったが、確かな芯がある人だった。長岡京にお住まいらしい。

自らの価値観が少しずつ変化をしていると感じている。長く接する人も、ここ数年で変わってきている。この流れを受け止めながら、変わる自分でいたいと思う。